FKB108M/JW  FILCO  USB/PS2

FILCOからの鉄板茶軸第二弾は配列もほぼ標準で印字もBackSpace以外は普通です。
印字はイタリックですがフォントが今様で品格に欠けるところがあります、この辺が台湾の感性なのでしょう。

ラベルが曲がっているのはいけませんね。ゴム足が4個付いています、厚めなので脚を出してもまあ効きます。
中央のシールの下に3個目のネジが隠されています。

ロゴが立派です。LEDは少し奥に入ったので眩しさは感じなくなりました、キートップもまあ厚めでしょう
印字はシルク印刷で指先でなぞると盛り上がりを感じます、いつ剥げるかも気になります。
スイッチは焦げ茶色です、接点を押し広げる部分には薄くグリスが塗布してあります。

このスタピライザーはどこかで見ましたが思い出せません。ケーブルの材質がそれなりで処理も雑ですね
右の写真でわかるようにスイッチはメタルマウント用でリードは2本だけです。

基板には文字はこれだけでした。下筐体もバスタイプで上下筐体で基板を挟み込むような作りです
これはStrongMan製ではないでしょう。

金型の合わせの部分にバリが見えます、茶軸を108個も使ってこの価格ですので仕方ないでしょう。
軸の色が11801などと微妙に違いこちらは下の「焦げ茶」でした。

全体的によく纏まったキーボードです、筐体もキートップも全体が細かいシボですこれは汚れが付きやすいですね
手前が低くなればもっと使いやすいでしょう、BigFootより2mmほど高いです直角に落ちているので余計に感じるのでしょう
筐体の小ささから来る反響音の高さが落ち着きの無さを感じさせます。
今度はしばらく使ってみようと思わせるキーボードです(2004/12/16)

しばらく使っていたらスタビ付きのキーの底付きが変なのに気が付きました。私の場合小Enterの音が変でした
すぐ上の+キーのスタビと交換したら直ったのでスタビ針金の精度が悪かったようです、せっかく太くしたのに残念でした。
ついでにテンキーの0もペンチで直したら気持ちよい底打ちになりました。(2004/12/20)

私の環境ではBIOSに入れるのですが、出られませんので使用を中止しました。USBだったようです。
リテールのCherryに比べると底打ちがクリアでないようです、モコッとした感じがします(2005/2/11)