Toshiba Pasopia 700 (1985)

軸: Alps SKCCシリーズ

シリーズの中でこれだけが独立したキーボードのようです。

こんな軸があると聞いてはいましたが、初めて手にしました。

85年製と見て良いと思われます。プラグは13ピンもあります。

鉄板と基板の隙間は9mmあります、スイッチの裏にALPSロゴがありました。

スプリングは3mmφ11mm、接点ユニットは後の角軸とほとんど同じです。軸は上を向いているほうが接点バネを押す側で
黒く擦れが見えます。ストローク3.5mmのリニアですが窓の部分で少し抜ける感じがあります。

上ハウジングと軸のスプリング受け側。

85年頃は色々な軸が見られるようです。当時TOSHIBAに同じスイッチは出せなかったのでしょうか。(2005/04/03)

下ハウジングはグレー、上は黒色です。厚みも十分ありますが首下が10mmと角軸の2倍ありますので
他のキーボードには使えそうもありません。チェリーキートップも流用できません。(2005/04/04)

その後「SHARP X1」に同じスイッチを使ったものがあると教えて頂きました。あちらは82年からですので
凸軸のほうが古いことが分かりました(2005/04/10)